注文住宅の免震構造とは?
2017.01.16
私が書きました
地震大国である日本では、住宅の「地震対策」は重視される項目です。
その中でも「免震構造」という造りが注文住宅にあります。
地震対策の一環として、この「免震構造」について解説します。
※画像はイメージです
免震構造とは
そもそも住宅には、「耐震構造」「制震構造」「免震構造」の3種類があります。
簡単な仕組みは以下の通りです。
- 耐震構造・・・柱や梁で揺れを「支える」
- 制震構造・・・軸となるダンパーを住宅内に入れて、揺れを吸収する
- 免震構造・・・家と土地(住宅基礎部分)を分離して、家に揺れを極力伝えないようにする
上記3つの中で、最も住宅に「揺れ」の負担を与えないのが、「免震構造」になるのです。
注文住宅の免震構造
注文住宅の免震構造は、建物の「基礎部分」とその上に建てられている「建物本体部分」の間に、免震装置を取り付けます。
建物基礎部分とは、地下に埋まっている建物を支える「土台」部分のことをいいます。
その土台部分と建物本体の「間」に免震装置を付けることで、地震発生時の「揺れ」を建物へ伝わらないようにしているのです。
免震装置とは、地面の揺れに対して、一定の可動域を持っている装置のことです。
つまり、地面が揺れ、その免震装置が揺れを受けて稼働することで、建物部分への揺れを軽減しているという仕組みです。
このような、注文住宅の「免震」について詳しく知りたい方は、千葉中央店までお越しください。