耐震等級の「3」と「3相当」は何が違うの?
2021.09.30
私が書きました

- 名前
- 小玉哲也
- 趣味
- 2代目ワンコのパフィとの散歩
- メッセージ
一建設の注文住宅は、「耐震等級3」の家を提供しています(プランによっては耐震等級1になる場合があります)。
これと似た言葉に、耐震等級が「3相当」の家があります。「3」と「3相当」は何が違うのか、正確に理解されている方は少ないかもしれません。
※画像はイメージです
評価機関から認定されているかどうかの違い
結論からいうと、「住宅性能評価機関」から認定を受けているか否かの違いです。
そもそも、建物の耐震等級を評価・認定するのは、住宅性能評価機関という国が指定した専門機関です。この機関が認定した家には、「耐震等級3」がうたえます。
これに対して耐震等級が「3相当」の家は、耐震等級3と同じ性能があるものの住宅性能評価機関に申請をせず、正式に認定されていない建物のことです。
耐震等級の認定を受けるには数十万円の費用がかかります。その費用を抑えるために、あえて「3相当」をうたう施工会社もあるのです。もちろん、「3相当」の家を購入して自費で申請して「耐震等級3」の認定を得ることもできます。
「3相当」にはない耐震等級3のメリット
申請費用がかかるものの、「耐震等級3」の認定を受けた方がメリットになることもあります。
たとえば、フラット35で住宅ローンを利用される方なら一定期間の金利が優遇される「フラット35 S」を利用できます。また、地震保険の掛け金が50%割引になるケースもあります。これらのメリットは、「3相当」の家だと受けられないのです。
まとめ
一建設の耐震性について詳しく知りたい方は、住宅展示場春日店までお問い合わせください。