布基礎とベタ基礎の違いと、基礎選びのポイント
2021.08.31
私が書きました

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- 清水康弘
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- 海外旅行と外国語の勉強
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新築一戸建てを建てる場合、基礎部分は布基礎・ベタ基礎の選択肢があります。
どちらを選ぶべきか迷った時は、それぞれのメリット・デメリットを比べてみましょう。
※画像はイメージです
布基礎の構造とメリット・デメリット
布基礎は、建物を支える柱や壁の下に垂直に基礎を伸ばし「点」で建物を支える構造です。
工事の様子を見ていると、建物の支えとなる部分だけ鉄筋の入った丈夫なコンクリートを立ち上げて作っています。
布基礎は縦に加わる力に強く、背の高い建物の重みをしっかりと支えられます。
地震の縦揺れには強い一方、横に加わる力(横揺れや強風)への強度はベタ基礎にかないません。
ベタ基礎の構造とメリット・デメリット
ベタ基礎は、建物の土地の間に厚いコンクリートを一面に敷き「面」で建物を支える構造です。
建物全体をしっかりと支えるため、布基礎と比べて耐震性が高いとされています。
また、床下全体をコンクリートで覆うため湿気やシロアリの被害を受けにくいというメリットもあります。
布基礎・ベタ基礎を選ぶポイント
使用するコンクリート量を比べると、布基礎よりもベタ基礎の方が多くコストがかかります。
そのため、一戸建てであれば布基礎を選ぶ方も多いです。
一方、弱い地盤で布基礎を使用すると不同沈下によって建物が傾く恐れがあり、ベタ基礎をすすめるハウスメーカーもあります。
寒冷地では凍結対策が必要なため、ベタ基礎のコストが膨らみやすいことにも注意しましょう。
まとめ
布基礎とベタ基礎にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
地盤の強や地震のリスク、コストなどを総合的に考えて、ご自身の家に適した基礎を選びたいですね。
注文住宅なら、ご自身でコストコントロールしながら理想の家づくりが可能です。
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