耐震構造・制震構造・免震構造の違いとは
2019.02.04
私が書きました

- 名前
- 佐瀬勝洋
- 趣味
- 読書
- メッセージ
家を建てる時に気になるのが、地震に対する強さの問題です。
地震に強い建物の三つの構造の違いについて、ご説明しましょう。
※画像はイメージです
耐震構造・制震構造・免震構造
地震に強い構造の種類は、大きく耐震構造・制震構造・免震構造の三つに分かれます。
耐震構造は建物を強靭にして揺れに耐えるつくりで、人間で例えると筋トレをして屈強な身体を作るのに似ています。
制震構造は建物にしなやかさな部分を加えて、揺れを吸収するつくりです。
人間で例えるとストレッチをして体をほぐし、ケガを予防することに似ています
免震構造は、建物の基礎部分に揺れを吸収する装置を置いて、揺れを「なかったこと」にするつくりです。
建物に伝わる揺れが極端に減るため、建物自体はほとんど揺れず、ダメージもほとんど受けません。
人間で例えるなら、ガタガタ揺れる車に乗る際、座席にクッションを敷いて体へ伝わる振動を減らすことに似ています。
注文住宅は免震構造にできるのか?
免震構造はタワーマンションやオフィスビルなどが主流で、戸建て住宅での採用はとても珍しいです。
これは、免震装置が高額であること、免震装置の設置のために地盤の強度やある程度の面積が必要など、厳しい条件があることなどが理由です。
しかしまったく不可能なわけではありません。注文住宅向けの免震装置も開発・発売されています。
まとめ
地震に強い構造を選ぶ際は、三つの構造のメリット・デメリットと必要なコストを考慮して、納得いくものを選びましょう。
注文住宅を建てたくなったら、ぜひふじみ野店までお越しください。