注文住宅を建てるなら知っておきたい防犯対策のポイント
2018.11.26
私が書きました
一戸建ての注文住宅は、マンションに比べると防犯対策が難しいとされています。
犯罪被害に巻き込まれるリスクを下げるために重要なのは、設計の時点で防犯対策を充実させておくことです。
今回は、注文住宅を建てる際に知っておきたい、防犯対策のポイントをご紹介します。
※画像はイメージです
「入れない家」よりも「入るのが面倒くさい家」を目指そう
不審者の侵入経路は、ほとんどのケースで窓や玄関などの開口部です。窓や玄関は壁に比べて強度が低く、ピッキングなども可能なので、「絶対に侵入されない防犯設備」を導入するのは現実的ではありません。注文住宅の防犯対策は、不審者に「この家は入るのが面倒くさそうだな」と思わせることが重要なのです。
侵入する際に時間がかかったり、周囲の人に不審がられたりする家は、通報されるリスクが高くなるため、大半の犯罪者が侵入を諦めます。トイレや浴室の窓を小さくして高い場所に設置したり、窓にも玄関にも補助錠を付けたりするだけで、十分時間稼ぎができるのです。窓や玄関の様子が外からわかるオープンなエクステリアにする、踏むと音が鳴る防犯砂利を庭に敷き詰めるといった方法もあります。
注文住宅の防犯対策について詳しく知りたい方は、ぜひ注文住宅1課・2課までお越しください。