液状化現象が起きる可能性の高いエリアを見分けるには
2018.09.29
私が書きました

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- 艾ひとみ
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液状化現象は、地震の被害の一つです。
マイホーム購入の際に、液状化現象の起きる可能性の高い土地を見分ける方法はあるのでしょうか。
※画像はイメージです
液状化現象はなぜ起こる?
液状化現象は、砂の粒子が激しく揺さぶられることで沈下していき、代わり水分が上昇することで地盤が液体のようになる現象です。
砂や土、水、プラスチック容器などを用意すれば、家庭でも簡単に再現実験を行うことができます。
この時、きめの荒い砂を地盤に使うとあっという間に液状化してしまいますが、きめの細かい園芸用の土では液状化は起こりません。
砂地の方が隙間が多く、たくさんの水分を含んでいることが大きな要因です。
現実の液状化現象も、水分を多く含む砂地の地盤が液状化現象を起こしやすいことがわかっています。
埋立地や河川の跡に注意
水分を多く含む砂地の地盤は、かつて海や川だった場所に広く分布しています。
独立行政法人土木研究所の調査によると、特に昭和期以降に埋め立てられた土地に被害が多く見られます。
海岸近くの埋め立て地、川や池の跡地やその周辺、水田をつぶして作られた住宅地などに注意しましょう。
その土地が昔どのような場所だったか調べるには、古地図や自治体のハザードマップが参考になります。
まとめ
液状化現象は埋め立て地以外の場所でも起こることがあり、上記のことに気を付けても100%避けられるとは限りません。
万一の場合に備えて日頃から防災意識を高め、火災保険や地震保険への加入も検討しましょう。
気に入った土地が見つかり注文住宅を建てたくなったら、ぜひ名取りんくう店までお越しください。