どうして木造住宅は湿気に強いの?木材が湿気に強い理由を解説
2018.08.21
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鉄筋や鉄骨、コンクリートと比べた場合、水が染み込んでしまう木材はいまひとつ湿気に弱いというイメージがありますよね。
しかし、木造住宅は意外と湿気に強くて快適なのです。
今回は、どうして木造住宅が湿気に強いのか、その理由をご説明します。
※画像はイメージです
良く乾燥した木材は腐食に強い
木材が腐食する条件は、以下の通りです。
- ・気温20~35℃
- ・湿度80%以上
- ・木材内の水分量が20%以上
しかし、住宅用の木材は、基本的に数年かけてしっかりと乾燥させたものを使います。腐食の原因となる水分が抜けきっているため、多少湿気に触れた程度では腐食しないのです。
木材には調湿作用がある
木材は、周囲の湿度に合わせて湿気を吸い込んだり、吐き出したりする調湿作用を持っています。コンクリートや鉄筋だと湿気を受けて結露し、徐々に劣化したりサビたりしてしまいますが、木材は呼吸するため、長時間水に浸すなどしない限り腐食しません。
まとめ
木造住宅は、適度に湿気を吸い込んで室内の湿度を一定に保つため、一年中快適に過ごすことができます。雨が多く多湿な日本では、木造軸組工法の住宅がおすすめです。
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