注文住宅の防犯対策はここに注意!
2018.04.23
私が書きました
地震対策にばかり注目が集まりがちですが、住宅を建てる際は防犯対策も考える必要があります。大切な財産を奪われるのはもちろん困りますが、万が一泥棒と鉢合わせしてしまったらと思うと怖いですよね。注文住宅の防犯対策では、次のような点に注意しましょう。
※画像はイメージです
「入りたくない」「入りにくい」家に
泥棒の立場を想像してみるとわかりますが、侵入されやすいのは「入りやすく逃げやすい」家です。もっとも多い住宅への侵入手口はカギの閉め忘れ。ゴミ出しなどのちょっとした時間でも、施錠を徹底するのが基本です。
玄関のカギはこまめに閉めていても、2階や浴室の窓を開けっぱなしにしている家庭は多いのではないでしょうか? 裏手の窓は人が通れない小さめのものにしたり、2階への足がかりになるような物置、給湯器の設置位置に注意したりすることが防犯につながります。泥棒は侵入に時間がかかると諦める場合が多いので、防犯ガラスや補助錠も積極的に利用しましょう。
インターフォンの位置をドアから少し離すだけでも、防犯効果があるといわれています。玄関のそばに他人が立っている理由がなくなるためです。
植栽や塀で見通しが悪いと、泥棒から狙われやすくなります。プライバシーとの兼ね合いになりますが、あまり囲い込みすぎないよう注意してください。泥棒は音や光に敏感なので、センサーライトを設置したり防犯砂石を敷いたりするのも有効です。
まとめ
窓の位置や大きさを変えて防犯対策ができるのは、注文住宅ならではですね。防犯対策に十分配慮した、安全で安心な家を建てましょう。