ちょっと助けて!親から家を買う資金を贈与された際の税金
2018.01.22
私が書きました

- 名前
- 伊藤淳一
- 趣味
- 登山・テニス(初心者)
- メッセージ
住宅購入時には大きなお金がかかるので、ご両親や祖父母から援助を受ける方も少なくありません。通常はお金を人からもらうと「贈与税」という税金がかかりますが、住宅購入時にはどうなるのでしょうか? ご紹介していきます。
※画像はイメージです
住宅資金贈与の非課税枠を活用しよう
通常は誰から受け取ったお金でも、年間110万円の基礎控除を超えた金額に関しては贈与税がかかります。しかし親や祖父母からの住宅資金の贈与に関しては、一定の金額まで贈与税がかからない特例が用意されています。
一定の要件を満たす物件であれば、消費税8%時には最大1200万円、消費税10%時には最大3000万円の非課税枠が利用可能です。基礎控除も利用できるので、それぞれ最大1310万円、3110万円まで非課税となるわけです。
非課税利用の注意点
例えば消費税8%時に祖父から同じ1000万円の贈与を受けた場合、この制度を利用すれば贈与税はかかりません。利用しない場合、267万円もの贈与税がかかるので非常にお得ですね。しかし、この制度は非課税額の範囲内だったとしても必ず贈与税の申告が必要です。
申告期限は贈与の翌年2月1日から3月15日まで。1日でも過ぎれば控除が絶対に受けられないので、忘れず申告を行いましょう。
まとめ
贈与税の非課税枠は、相続税対策としても有効です。より詳しく知りたい方は、春日部店にお気軽にご相談ください。