木造住宅が湿気に強い秘密
2017.12.27
私が書きました

- 名前
- 小玉哲也
- 趣味
- 2代目ワンコのパフィとの散歩
- メッセージ
木造住宅は湿気に強く、日本の気候に適した造りです。
なぜ木造住宅は湿気に強いのでしょうか。
※画像はイメージです
木材は伐採された後も「呼吸」している
木材の原料である樹木は、空気中の水分を利用して呼吸や光合成を行い生きています。
伐採されて木材に加工されると呼吸や光合成はストップしますが、水分の吸収・排出する機能は残っています。
これを木材の調湿性といい、例えとして「木材は呼吸している」と表現する人もいます。木材が空気中の水分を吸収・排出して湿度を調整するので、木造住宅では適度な湿度が保たれます。
これは自然素材ではないコンクリート製の住宅にはない性質です。
木造住宅は日本の気候に適している
日本の気候は温暖・湿潤で、特に梅雨から夏にかけては湿気に悩まされます。
湿気がひどくなると結露が生じ、カビや腐食を呼んでしまいます。
カビの胞子はアレルギーや肺炎の原因になり、健康を害します。
建物の腐食は見栄えや耐久性の低下につながります。
長い日本の歴史の中で木造住宅が主流だったのは、自然なことだと思われます。
まとめ
湿気に強い健康な住宅をつくりたい方は、ぜひ熊本住宅注文課までご相談ください。