地震がきても揺れない?注文住宅の免震構造
2017.12.12
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家を地震から守るための方法には、「耐震構造」「制震構造」「免震構造」という3つの考え方があります。それらの違いと、免震構造の特徴をご紹介します。
※画像はイメージです
家を地震から守る構造
「耐震構造」は、地震で家が揺れても壊れないよう強度を高めた構造です。当社では日本で昔から用いられてきた木造軸組工法を採用しており、筋交の数や構造材の工場における高精度なプレカット、剛床工法などによって耐震性を確保しています。
「制震構造」は、揺れの力をエネルギーに変換して吸収する機構を備えた構造です。ダンパーなどを使い、運動エネルギーを熱エネルギーに変換します。揺れ自体をなくすことはできませんが、建物の損傷を防ぐことができます。制震ダンパーを用いるため、通常の耐震構造に比べると建築コストが上がるという問題があります。
「免震構造」とは
「免震構造」はそれらと違い、揺れ自体を建物に伝えない構造です。基礎と建物の間に、免震ゴムやベアリングなどの機構を設置します。揺れ自体が軽減されるので家具の転倒などの被害も防げますが、特殊な機構を用いるので建築コストは大きく跳ね上がります。そのため、一般の住宅ではあまり採用されていません。
まとめ
免震構造には大きなメリットがありますが、建築費が高額になるのが問題。木造軸組工法なら、建て方によってコストを抑えつつ十分な強度が確保できます。耐震構造について、詳しくは浜松東店にお気軽におたずねください。