注文住宅に免震構造は必要?
2017.10.26
私が書きました
必要な設備を選んで導入できるという点が、注文住宅の大きなメリット。
その中でも、地震大国と呼ばれる日本では地震対策が重要です。
今回はその中の、「免震構造」についてご紹介していきます。
※画像はイメージです
免震構造とは
建物の地震に対する強さを出すための構造は、「耐震構造」「制震構造」「免震構造」の3種類に分けられます。これらにはそれぞれ次のような特徴があります。
耐震構造 | 柱や梁の強度によって、建物を地震に耐える強さにする構造。 |
---|---|
制震構造 | ダンパーなどの機構を建物内部に入れることで、地震の揺れをエネルギーに変えて吸収する構造。 |
免震構造 | ゴムやベアリングなどの機構を基礎と建物の間に挟み、地震の揺れを建物に伝えない構造。 |
免震構造があれば建物に揺れ自体がほとんど伝わらないので、大きな地震があっても安心して暮らすことができます。
ただし、導入コストは1軒あたり350~550万円程度と非常に高額。一般家庭で取り入れるのはなかなか難しいのが現実です。
制震構造はそれより安価ですが、やはり30~100万円程度かかります。
一建設の耐震構造
当社の住宅は厳格な耐震構造としっかりとした検査体制によって、高い強度を実現しています。
柱や梁の強度はもちろん、床に厚みのある構造用面材を留めつけ、ねじれに対する強さを出しました。
木材の接合部には強度の高い耐震金物を採用し、住まい全体の強度を高めています。
まとめ
一般的な住宅であれば、免震構造や制震構造よりも耐震構造によって強度を確保する方法がおススメです。
地震対策について、詳しくは南町田店までご相談ください。