実は木造住宅は湿気に強い!その理由とは
2017.09.27
私が書きました

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- 髙橋未来
- 趣味
- ねこカフェめぐり
- メッセージ
木造住宅に対して、何となく「湿気に弱い」というイメージをお持ちではありませんか? 実はそれは誤解。
木造住宅が湿気の多い日本で古くから採用されてきたことには、きちんとした理由があるのです。
※画像はイメージです
木が腐食する条件
木材が腐食するためには、次のような条件が揃う必要があります。
これらの条件が揃うことで、木材を腐食させる菌が繁殖しやすくなるためです。逆にいえば、条件のいずれかが揃わないようにすれば腐食は防げるということです。
気温 | 20~35℃程度 |
湿度 | 80%以上 |
木材の含水率 | 20%以上 |
木材に含まれる水分が少なければ、気温や湿度が高くても腐ったり変形したりすることはありません。当社では伐採後にしっかりと乾燥した木材を用い、腐食や変形を防いでいます。
呼吸によって湿度を調節
木材には調湿作用があります。空気中の湿度が多いと水分を吸い込み、少ないと放出して快適な状態に近づけてくれる力です。
乾燥材を用い、住宅全体の換気計画をしっかりとしていれば、木材に含まれる水分が変形の目安とされる30%を超えることはありません。
まとめ
昔ながらの木造軸組工法は、湿気の多い日本の風土にぴったりの特性を備えています。
しかし中にはコストを下げるため未乾燥材を用い、結果として腐食を招くハウスメーカーも。安心して住める木造住宅をお求めの方は、名取りんくう店にご相談ください。