木造住宅は湿気に強い?その理由とは
2017.08.25
私が書きました

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- 濱嶋邦浩
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- 読書
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日本は湿気の多い国であるため、古くから木造建築が主流でした。
それは木造住宅が湿気に強いことが原因にあります。
ではなぜ木造住宅が湿気に強いのでしょうか。
※画像はイメージです
木造が持つ調湿効果について
木造建築で使われている木材は、調湿効果があるものです。
天然の素材である木材には、気孔と呼ばれる無数の小さな穴があります。
この穴があることで、湿気を吸収して吐き出す調整を、木材自身で行うことができます。
室内の温度が高くなると結露が発生してカビの原因になってしまいます。
しかし木造住宅では、うまく湿度を調節する設計にしておくことで、カビの発生を防ぐことが可能になります。
床下の換気、家全体に空気が通る道を作っておくことで、より木造の耐久性が良くなります。
たとえば鉄筋や軽鉄に湿調作用はありません。
湿気を吸収することも、吐き出すこともないため、木造に比べて調湿効果が弱いことが特徴的です。
そのため、結露が生じやすく、カビが発生してしまうことがあります。
注文住宅を建てる際には、木造建築も視野に入れてみるといいかもしれません。
詳しく知りたい方は、一宮開明店まで是非お越しください