注文住宅の免震構造って、どんなもの?
2017.07.29
私が書きました

- 名前
- 中井誠
- 趣味
- 映画鑑賞
- メッセージ
地震に強い建物には、耐震構造・制震構造・免震構造の3つがあります。
中でも免震構造は揺れを軽減する効果が高く、注文住宅にも取り入れられることが増えてきました。
免震構造とはいったいどういうものか、ご説明いたします。
※画像はイメージです
地面の揺れを建物に伝えないから、ほとんど揺れない!
免震構造は、地面と建物を切り離して地震の揺れを建物に伝えない構造です。
具体的には、地面と建物の間にダンパーを利用した免震装置を設置して地震の揺れゆったりとした揺れに変えてしまいます。
建物本体がほとんど揺れず、家具の転倒や物の落下といった室内の被害も最小限に抑えられます。
日本全国で地震の被害が増えている今、非常に注目されていますが、デメリットも多いのが免震構造です。
まず、免震装置を設置する地盤には一定の強さが必要です。
軟弱な地盤には免震装置を設置できません。
それから、地面と建物が別々に動くため、敷地いっぱいに家を建てると地震があった時に隣の家にぶつかってしまいます。
そのため敷地を100パーセント活用して建物を建てることができません。
また免震装置そのものの値段が高く、導入コストが割高であることも課題の一つです。
免震構造のメリット・デメリットや注文住宅での導入事例について、詳しく知りたい方は、鳳店まで是非お越しください。