家を買うときの贈与にかかる税金について、知っておきたいこと
2017.07.24
私が書きました
家を購入する際、祖父母や両親に援助してもらう人も多いかもしれません。
その際、贈与税というものがかかるのをご存知でしょうか?
通常は、個人から財産を受け取ることを贈与と呼びます。
一定額以上の贈与を受け取る場合には、贈与税を支払う必要があります。
実は贈与税には3つのタイプがあります。
暦年課税・相続時精算課税・住宅取得等資金の非課税制度です。
※画像はイメージです
一般的な贈与税である暦年課税制度について
住宅購入のためだけなく、一般的に個人から財産を受け取る場合にかかる税金のことです。
1人の人が1年間にもらった財産の合計が110万円(基礎控除額)を超える場合に、贈与税の申告をする必要があります。
110万円以下の場合は贈与税はかかりません。
住宅資金の貯金にすることが可能です。
相続税精算課税制度について
生前贈与を行うのが相続税精算課税です。
60歳以上の親からの資金援助であれば、2,500万円までは贈与税がかかりません。
それを超えた分に関しても、将来の相続時点まで税金の支払いを先送りできることがポイントです。
住宅取得等資金の非課税制度
2021年12月31日までに両親や祖父母などから、住宅取得資金として贈与を受けた場合に、贈与を受けた翌年の3月31日までに居住すると、非課税になります。
非課税内であれば贈与税はかかりません。
他の暦年課税と相続時精算課税制度との併用が可能です。
制度をうまく利用して住宅購入を行いたものです。
詳しく知りたい方は、仙台泉店まで是非お越しください