注文住宅の防音対策はどうすればいいの?
2017.05.30
私が書きました
在来工法(木造)の多い注文住宅では、音の問題を気にされる方が多いです。
外部の騒音がひどい場所では、快適に暮らせません。
テレビや子どもの声などの生活音が漏れて、近所迷惑になるのも避けたいですね。
建築時に可能な注文住宅の防音対策をご紹介します。
※画像はイメージです
音は「開口部」から出入りする
騒音の出入り口となるのは「開口部」、つまり窓や扉がある部分です。
プランニングの段階で、幹線道路や鉄道など外部騒音の激しい面に大きな窓を設置するのは避けましょう。
キッチンやユニットバスの換気扇に繋がる換気ダクトも、開口部の1つです。
これは間取り図だけでは位置が分かりにくいので、担当者を通して設備図などで確認します。
開口部からの音の出入りを防ぐために、防音効果の高いサッシや防音換気扇を使用する方法があります。
ガラスを二重にして防音効果を高めるペアグラスのサッシが人気です。
サッシ製品にはJIS規格によって4段階の遮音等級が定められているので、確認しておくと良いでしょう。
それでも不安な場合は、内窓(二重サッシ)を取り付けるのもおすすめです。
内窓は遮音性だけでなく、気密性・断熱性を高める効果もあり、室内の快適性が高くなります。
防音効果の高い製品は割高になるので、費用対効果を良く検討して選びましょう。
注文住宅の防音対策は、開口部以外の部分でも様々な方法があります。
詳しく知りたい方は、春日店まで是非お越しください。