親から住宅取得資金の援助を受けた場合の贈与税について
2017.05.26
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家を新築、購入する際に、ご両親から資金援助を受けるご予定の方もいらっしゃるかと思います。
親から資金の提供をうけると、贈与税が課税されることをご存知ですか?
「えっ!」と思われた方、安心してください。
住宅取得時の直系尊属からの贈与は、「住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置」により1,200万円までは非課税です。
※画像はイメージです
住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置とは
直系尊属とは、自分より上の世代の直系の親族のことで、父母、祖父母が該当します。
養子縁組をしている場合は、養父母も直系尊属に含まれます。
「贈与税の基礎控除(1年間で110万円までの贈与は非課税)」と併用できますので、実質、1,310万円までは非課税になります。
ご夫婦がそれぞれ贈与を受けられる場合は、取得する住宅を共有名義にすることで、各々非課税枠を利用できます。
「住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置」は確定申告することで適用される制度です。
贈与額が1,200万円までであっても、贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までに、忘れずに確定申告をおこなうようにしてください。
住宅取得資金に関する贈与税について、もっと詳しく知りたい方は南町田店まで是非お越しください。
お待ちしております。