住宅ローン減税とはどのような制度? 注文住宅でも利用できる?
2017.05.26
私が書きました
「住宅ローン減税」とは、住宅ローンを組んで、住まいを取得(新築・購入)した場合に、所得税や住民税の控除を受けることができる制度です。
正式には「住宅借入金等特別税額控除」という名称で「住宅ローン控除」とも呼ばれています。
要件に該当していれば、注文住宅でも税額控除を受けることができます。
※画像はイメージです
住宅ローン減税の要件
- 10年以上の住宅ローンを組んで取得した
- 取得してから6ヶ月以内に居住した
- 控除を受ける年の年間所得が3000万円以下
- 居住用財産の3000万円控除、または居住用財産の買換え特例を受けていない
- 家の床面積が50㎡以上で、そのうち50%以上が居住用
上記要件、全てに当てはまる場合、取得後10年間、毎年12月31日時点の住宅ローン残高の1%が控除されます。
控除を受けるには、取得の翌年3月15日までに確定申告をおこなう必要があります。
給与所得者の場合、確定申告をおこなえば、源泉徴収税額から控除額相当分が還付されます。
確定申告が必要なのは初年度のみで、2年目以降は、勤務先の年末調整で住宅ローン控除の適用を受けることができます。
住まいに関わる税制について、もっと詳しく知りたい方は、水戸赤塚店まで是非お越しください。
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